がんの免疫療法でかかる費用

がんで免疫療法を受ける場合の費用の目安と、がん保険から給付される給付金について解説します。

がんの免疫療法にかかる費用の目安はどれくらい?

免疫療法は全額自己負担

免疫療法の治療費用は保険適用外の全額自己負担となり、1回の治療につき20~30万円が必要です。1サイクルで6回の治療を受けることが多く、その場合の1サイクルの合計は120~180万円と治療費用は高額になります。

選択する治療方法によりさらに高額に

がんの免疫療法は1種類だけではなく、どの治療方法を選択するかによって費用は大幅に変わります。たとえば、樹状細胞ワクチン療法であれば、1サイクル5~7回の投与で平均治療費用は約280万円です。活性化リンパ球療法であれば、1回の投与で約23万円。このように、選択する治療方法と治療回数によって費用は変化します。

免疫療法でがん保険の給付金はもらえるか

免疫療法が保障対象であれば受け取れる

免疫療法でがん保険の給付金が受け取れるかどうかは、がん保険の種類によって決まります。特約を付帯させれば免疫療法をカバーしてくれる保険もありますが、免疫療法が対象外となっている保険も。

対象となっている場合は、がん治療給付金として「日額給付金×通院日数」で算出された金額を受取可能。条件はがん治療を受けていることであり、細かな条件はがん保険によって異なります。

免疫療法は選択されることが少ない

がんの三大療法と言われているのは、手術・薬物療法・放射線治療の3つです。そのためがんの治療方法として免疫療法が選択されることは多くありません。保険の適用対象外で費用が高額であることと、効果についての実績が少ないことが理由として挙げられるでしょう。

三大療法でがんの治療は行えるため、免疫療法を含まないシンプルながん保険を検討するのもひとつの方法です。

費用が高額ながん免疫療法に備えるなら保険内容の確認を

がんの免疫療法は保険が適用されず、200万円以上の治療費用が必要になることも珍しくありません。そのためがん治療法の選択肢として免疫療法に備えたい場合は、がん保険で給付金を受け取れるようにしておきたいものです。

しかしがんの三大療法である手術・薬物療法・放射線治療の3つで治療が行えることも事実。免疫療法に備えるか、三大療法のみを給付金の対象とするシンプルながん保険を選ぶか、よく考えて比較してから選ぶようにしましょう。

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