40代のがん保険

ここでは、40代に多く見られる病気や、がん保険の必要性、がん保険の選び方などについて解説します。男性も女性も、急激にがんの罹患率が上がる40代。がん保険への加入は、次世代の将来を見据えた責任の果たし方の一つとも言えます。

40代で考えられる病気のリスクは?

20代、30代のころの生活上の蓄積が、徐々に体へと現れ始める40代。健康診断でメタボリックシンドロームと診断される人も、決して少なくないことでしょう。40代になると増えて来る病気について、男女別で見てみましょう。

40代男性の場合

消化器系がん(胃、大腸、肝臓)

男性が罹患する頻度の高いがんの中で、特に40代以降に増大するのが消化器系のがん。胃がん、大腸がん、肝臓がんなどです。中でも胃がんの罹患率は高く、年代を問わず、日本人男性がもっとも多く罹患するがんとして知られています。国立ガン研究センターが2011年にまとめたデータを元に算出すると、約6.88倍も30代男性より発症率が高くなっているのです。(参照元:国立がん研究センター「最新がん統計」)

胃がんの原因には様々なものがありますが、それらの中の代表的な原因の一つが、食事や運動などの生活習慣とされています。

40代女性の場合

子宮筋腫

30代でも多い子宮筋腫ですが、40代に入っても、決して患者が減少するわけではありません。むしろ30代のころに治療を受けなかったがため、40代に入って筋腫のサイズが大きくなってしまった、という例も見られます。子宮腺筋と呼ばれる病気にかかった人の64%が子宮筋腫を合併します。子宮腺筋の診断年齢は平均38.2歳となっているので40代女性もかからないわけではありません。(参照元:日本産婦人科医会「No.102 子宮内膜症・子宮腺筋症(1)概念

サイズの大きい子宮筋腫は、手術で筋腫を取り除くよりほか、治療方法はほとんどありません。数日間の入院もともなうことから、家事や育児などの影響も懸念されます。

乳がん

30代から増える乳がんの罹患者数ですが、40代に入ると、さらに患者の数が急激に増えます。国立ガン研究センターが2011年にまとめたデータを元に算出すると、30代女性よりも約4.67倍も発症率が高くなっています。(上皮内新生物も含む)(参照元:国立がん研究センター「最新がん統計」)

欧米人とは異なり、日本人には閉経前の乳がん患者が多いことが特徴です。

子宮頸がん

20代、30代と、上昇を続ける子宮頸がんの患者数。40代に入るその上昇は収まりますが、それでも患者数は一定数います。

40代におけるがん保険の必要性

40代に入ると、家族や同僚、同僚の家族など、比較的身近なところにがん患者が見られるようになるでしょう。自分だけは大丈夫だという根拠のない思い込みが、本当に根拠のないものであることを、リアリティとともに感じられるようになってくるはずです。

男女を問わず、がん保険への加入は急務と考えてください。

40代男性の場合

各種の生活習慣病のリスクが急激に上昇するとともに、がんの発症率も急激に上昇する40代男性。胃がんや大腸がん、肝臓がんなどの消化器系のがんを筆頭に、肺がんや白血病などの症例も決して少なくありません。また40代になると、高齢者に多いとされる前立腺がんも徐々に見られるようになってきます。

後述しますが、40代は男性も女性も責任世代です。責任ある立場だからこそ、がんという病気によって影響を受けるのは、自分だけではありません。病気による悪影響を最小限に抑えるためにも、40代男性におけるがん保険への加入は必須と考えておくべきでしょう。

40代女性の場合

40代男性に比べても、がん患者の数が多いとされる40代女性。特に乳がんの患者数の爆発的な増加は、決して看過できない現実です。責任世代である40代女性において、40代男性と同様に、がん保険への加入は必須と考えるべきです。

40代のがん保険の選び方

責任感ある判断が望まれる40代

40代は、職場においても家庭においても、非常に高い責任を負っている年代です。職場においては、プレーヤーとしてもマネージャーとしても大事な存在。家庭においては、子育てを始めとした様々な責任を負う存在でもあります。

これら多くの責任を持つ立場として、がんに対する備えは万全にしておくべきでしょう。がんの罹患リスクが高い年代であることを知っている方も多くいらっしゃるでしょう。これまでに貯蓄をしてきたから大丈夫と安心してよいものでしょうか。お子さんがいる方はますますお金がかかってくる世代かと思います。がんを発症した場合貯蓄を切り崩しながらこれまで通りの生活水準を保てるか方は果たしてどのくらいいるでしょうか。保険を含め、何ら準備をしておかないことは、周りに対する責任放棄のようなもの。人生が自分だけのものではないことを改めて自覚し、速やかにがん保険について調べ、かつ加入すべきでしょう。「いつか加入しよう」という気持ちから、「今すぐに加入しよう」という気持ちに切りかえてください。

生活習慣を見直すことも次世代への責任の果たし方

もとより40代は、がん以外にも様々な生活習慣病リスクに晒される世代。がん保険の検討と並行し、真剣に生活習慣の見直しを行っていくべきです。暴飲暴食をやめてバランスの取れた食事と、適度な運動を習慣化していきましょう。健康を意識して過ごすことこそ、老後を見据えた次世代への責任の果たし方でもあることを理解してください。

ページ監修者(みうさん)

ページ監修者

ペンネーム:みう

大学卒業後、1年間大手保険会社にて損害保険や生命保険と医療保険を取扱う提案営業に従事したのち、ライターに。独学でFP2級(2017年9月)とAFP(2018年3月)を取得し、「保険はよく分からない」を少しでも解消することをモットーにライティングをおこなっています。