50代のがん保険

ここでは、50代に多い病気の種類、がん保険の必要性、がん保険を選ぶときの考え方などについて解説しています。男女を問わず、50代はがんの罹患数や死亡数が大きく増加する年代。罹患するがんのタイプも様々です。がん保険に加入済みの方は多いと思いますが、保障内容が現在のがん治療に則しているものかどうか、改めて確認しておきましょう。

50代で考えられる病気のリスクは?

40代以前に比べ、50代になると、がんの罹患数が大きく増加します。がんの種類においても、胃がん、大腸がん、肺がん、前立腺がん、卵巣がん、子宮体がんなど実にさまざま。自分の健康を過信せず、定期的にがん検診を受けるとともに、がん保険への加入も急ぐべきでしょう。

50代男性の場合

胃がん

女性に比べて男性に多く発症する胃がん。年齢を問わず、常に患者数が上位となるがんとしても知られています。2014年国立がん研究センターの罹患データによると胃がんが罹患数の1位です。(参照元:国立がん研究センター「最新がん統計」)

患者数が多いこともあり、死亡数が多いのも胃がん。男性におけるがんの死亡数においては、肺がんに次いで胃がんが第2位となっています。

大腸がん

40代男性に引き続き、50代男性においても大腸がん(結腸がん・直腸がん)の罹患数が多めです。2014年国立がん研究センターの罹患データによると胃がんが罹患数と死亡数ともに3位です。(参照元:国立がん研究センター「最新がん統計」)

50代女性の場合

乳がん

50代女性における入院の原因の中で、もっとも多くを占める病気が乳がんです。こまめに検診を受けるとともに、セルフチェックの方法にも習熟しておいたほうが良いでしょう。

遺伝性の乳がんがあることも確認されているため、家系に乳がん患者がいる場合には注意してください。

卵巣がん

卵巣がんは、40代から急激に増加して50代後半でピークを迎える女性のがん。自覚症状がほとんどないため、卵巣がんと診断されたときには、すでに卵巣の周囲までがんが拡大している可能性のある恐ろしい病気です。2017年国立がん研究センターの死亡データによると卵巣がんを発症し亡くなる方は40代に比べると約2.13倍にも上ります。(参照元:国立がん研究センター「最新がん統計」)

子宮体がん

子宮がんを大きく分けると、子宮の入口にできる子宮頸がんと、子宮の奥にできる子宮体がんの2種類。これらのうち子宮体がんは、50代以降の閉経後の女性に多い病気として知られています。プロゲステロンと呼ばれるホルモンの分泌がなく女性ホルモンであるエストロゲンとのバランスが崩れることにより発症すると言われています。(参照元:公益財団法人東京都予防医学協会「子宮がん検診」)

50代におけるがん保険の必要性

実際に加入しているかどうかに関わらず、大半の50代の人は、がん保険の必要性を痛感していることでしょう。すでに「がんで亡くなった同年代の知り合いがいる」という方も、少なくないはずです。50代にとって、がんは他人ごとではありません。

50代男性の場合

50代になると、がんの患者数は男女が逆転し、男性のほうが多くなります。また、40代までは胃がんや白血病が多かったものの、50代からは様々なタイプのがんが見られるようになります。

勤務先でも家庭でも大きな責任を持つ50代男性。周囲への影響を考えると、がん保険に未加入でいる訳にはいきません。保障の充実した保険を検討するようにしたいものです。

50代女性の場合

多くの女性が閉経を迎える50代。卵巣がんの患者が増加するなど、体の変化とともに、がんのタイプも徐々に変化していくのが50代女性です。

なお、年齢別における女性のがん入院患者数を見てみると、50代から急激に増加しています。男性と同様に、がん保険に加入することはもちろんのこと、保障の中身をよく吟味して保険を選ぶことが大切な世代です。

50代でのがん保険の見直し・選び方

50代のがん保険は見直しが中心

50代になると、すでにがん保険に加入している人も多いことでしょう。加入していることで安心している人もいると思いますが、改めて保障の中身を確認してみてください。

がんの治療方法は、日々進歩しています。抗がん剤治療や放射線治療、手術、入院などのほかにも、高度先進医療も保障された内容かどう確認してみましょう。数年前に加入したがん保険の場合、先進医療が除外されている場合もあるので要注意です。また、医療保険に既に入っている方はがんにも備えることができているかも確認する必要があるでしょう。

新規加入する場合には保障内容で選ぶ

50代になってから新規でがん保険に加入する場合にも、がん保険の見直しの人と同様に、保障内容をよく確認してください。抗がん剤、放射線、手術、先進医療、入院など、必要な保障がすべて網羅されているかどうかをチェックします。

加えて、50代からのがん保険への新規加入の場合、保険会社によっては月々の保険料が高くなる可能性があります。貯蓄がある程度ありまだがん保険に加入していない方は、全てを保険でカバーするのではなくご自身で負担する部分と保険で賄う部分に分けて保障を持つことも選択肢に入れるといいかもしれません。保険料の比較も十分に行うようおすすめします。

ページ監修者(みうさん)

ページ監修者

ペンネーム:みう

大学卒業後、1年間大手保険会社にて損害保険や生命保険と医療保険を取扱う提案営業に従事したのち、ライターに。独学でFP2級(2017年9月)とAFP(2018年3月)を取得し、「保険はよく分からない」を少しでも解消することをモットーにライティングをおこなっています。